地域共創研究センターの概要

「社会共創学部」の多彩な専門領域の教員を中心に構成されています

「愛媛大学地域共創研究センター」は、地域に関する学際的な研究・教育・実践活動を行うことによって、地域共創に関する学術研究の推進を図り、併せて地域社会の活性化と発展に貢献することを目的として、社会連携推進機構の地域文化研究部門の下に2019年4月に設立されました。本センターの前身は、本学初の人文・社会系センターとして2004年に設置された「地域創成研究センター」です。本センターのスタッフは、地域で活躍する人材育成を目的として2016年に創設された「社会共創学部」の多彩な専門領域の教員を中心に構成されています。


「地域共創理論研究部門」と「地域共創実践研究部門」の2部門を設置

本センターは、①文系・理系の様々な分野の視点、理論、手法を駆使し、②地域のステークホルダーや学生とともに地域課題に取り組むため、「地域共創理論研究部門」と「地域共創実践研究部門」の2部門を設置しています。本センターは、地域に軸足を置いた研究活動を発展させ、地域に関する新しい学際的な学術領域の創造、地域の自立的な発展への貢献、地域社会の発展を支える人材の育成を目指し、海外研究や国際貢献も積極的に行います。
本センターは、地域課題の解決に向け、官(自治体)・民(住民・企業)・学(教員・学生)など、地域ステークホルダーが協働するプラットフォームの創造を目指します。


研究部門

地域共創理論研究部門

地域共創理論研究部門

文系・理系の様々な分野の視点、理論、手法を駆使し、地域共創に関する学際的な学問領域の創造を目指します。同部門の活動には、トランスディシプリナリー研究、フィールドサイエンス研究、市民参加型プログラム(「まちなか大学」、「地域シンポジウム」)などがあり、研究成果は年報「地域共創研究」にて公表・発信します。


地域共創実践研究部門

地域共創実践研究部門

地域のステークホルダーや学生とともに、地域課題を解決するための実践活動に積極的に取り組みます。同部門では、地域貢献事業(「愛媛大学酒」プロジェクト)、自治体との連携事業(「気軽にコミュニティ・カレッジin内子」)、国際貢献事業(インドネシア、ネパール、モザンビーク・プロジェクト)をはじめ、数多くの活動を実施します。


組織体制

組織体制

ごあいさつ

地域を共に創る-研究・実践の拠点を目指す

地域共創研究センター長 寺谷亮司

地域共創研究センター長 寺谷亮司

今日の地域には、人口減少、地場産業の衰退、都市・集落機能の低下、自然災害の多発など、多くの地域課題が山積しています。こうした複雑な地域課題を解決し、自然・人文環境や文化などの地域資源を活用して、持続的な地域社会を創るための研究と実践を行う地域共創研究はますます重要となっています。
「愛媛大学地域共創研究センター」は社会連携推進機構に属し、「社会共創学部」の専門が異なる多彩な教員を中心として、地域を活性化するための理論研究を行うとともに、地域のステークホルダーや学生との協働プロジェクトによる実践活動に積極的に取り組みます。
文理融合の地域共創研究を推進し、地域との協働プロジェクトによる実践活動に取り組み、地域にとっての成功体験となるような多くの活動に尽力する所存です。皆さまや皆さまの地域と本センターとの連携が深まることを楽しみにしています。