シンポジウム「人口減少社会における文化財の将来を考える」を開催いたします
2025.02.25
お知らせ
近年、日本の地方部における文化遺産は地域コミュニティの衰退に伴い、その将来的な継承において危機的状況が迫りつつあります。こうした状況を踏まえた2019年の文化財保護法の改正以降、多様な担い手の確保とコミュニティの特性に合わせた文化財保護・活用の在り方が模索されるようになりました。本シンポジウムでは四国地方を事例として、こうした状況にある文化遺産を未来へ継承するための課題や実践について考えます。
【日 時】令和7年3月22日(土)13:00~16:00
【場 所】愛媛大学総合情報メディアセンターメディアホール
【共 催】地域協働推進機構地域共創研究センター
先端研究院アジア古代産業考古学研究センター
【プログラム】
開会挨拶・趣旨説明 村上恭通(アジア古代産業考古学研究センター・センター長)
研究報告
「四国地方の人口減少から考える文化財管理の未来」
渡邉敬逸(地域協働センター西条/南予・社会共創学部)
「地域の記憶や経験を記録する―文化継承の場を「開く」意味と価値」
井口 梓(地域共創研究センター副センター長・未来価値創造機構)
「人口減少時代における地方の地域文化遺産をめぐる活動とその課題」
村上恭通(同上)
総合討論「人口減少社会における文化財の将来を考える」
パネリスト
近江俊秀(文化庁 主任文化財調査官)・村上恭通・渡邉敬逸・井口 梓
閉会挨拶 寺谷亮司(地域共創研究センター・センター長)
【申込方法】2025シンポジウムチラシの二次元バーコード又はフォームよりお申込みください。
【申込締切】令和7年3月21日(金)17:00
【問合せ先】愛媛大学地域協働支援部地域協働課
TEL 089-927-8963 E-mail:bunkeicj@stu.ehime-u.ac.jp