地域の課題解決に向けて学際的にアプローチする

文系・理系の様々な分野の視点、理論、手法を駆使し、地域共創に関する学際的な学問領域の創造を目指します。同部門の活動には、トランスディシプリナリー研究、フィールドサイエンス研究、市民参加型プログラム(「まちなか大学」、「地域シンポジウム」)などがあり、研究成果は年報「地域共創研究」にて公表・発信します。

まちなか大学

まちなか大学

まちなか大学は、愛媛を元気にする活動の実践者、あるいは愛媛を元気にするために参考になる活動の実践者を講師としてお呼びし、お話をおうかがいする市民講座です。ほぼ隔月で開催しています。以下は2019年度の講座の一例です。

シンポジウム

シンポジウム

年に3回程度のシンポジウム(研究発表会や討論会など)を予定しています。文系研究センターの設立シンポジウムをはじめ、3センターの共催によるシンポジウム、そして、地域共創研究センターの単独企画があります。地域のみなさまと一緒に考えながら、テーマや内容を検討します。さらに、聴衆が聴くだけの従来スタイルを変え、聴衆が何らかの形で楽しく参加できる試みを模索していきます。

2019年5月27日 愛媛大学文系研究センター開設記念式典・記念講演会
「奇跡の四国遍路-歩行から生まれる思考-」黛 まどか氏
2019年12月12日 愛媛大学文系研究センター開設記念合同シンポジウム
「松尾芭蕉の時代の旅人たち」胡 光 教授
「芭蕉和紙の特性と活用について」福垣内 暁 准教授
「芭蕉和紙の可能性-書作での実験を通して-」東 賢司 教授
2019年12月14日 「“人口減少社会に挑む!~私ならどうする~”フォーラム2019」(えひめ地域づくり研究会議共催)

プロジェクト研究

プロジェクト研究

地域は多様な側面を持っていますが、生活者にとって地域は一体です。それゆえ地域は、研究分野別に細分化されてしまった研究者をつなげることができる可能性を有しています。また、生活者、実践者、研究者の立場をこえた新たな学問分野の地平を開いてくれます。センターでは、センター教員と地域のステークホルダーとが協働したプロジェクト研究を企画、実践しています。

2019年実施プロジェクト

担当 プロジェクト名
松村暢彦 多世代交流型コミュニティ活動による地域の記憶共有プロジェクト

年報「地域共創研究」

年報地域共創研究センターでは、年1回、年報「地域共創研究」を発行し、当センターの年間実施事業とセンター教員を中心とした研究の成果を公開いたします。

年報「地域共創研究」(PDF全文公開)はこちら