2025まちなか大学vol.3「世界に伝えたい!石垣のある南予の風景」を開催します。

2025まちなか大学vol.3「世界に伝えたい!石垣のある南予の風景」

【概要】
リアス式海岸に面した愛媛県南予地域の沿岸部の陸域は、急峻な山地斜面が大部分を占め、さらに水資源に乏しい厳しい耕作条件にあります。こうした環境の中でも、先人たちは知恵と工夫を凝らし、広大な石積みを築くことで土壌を保全し、段々畑農業を発展させて、現在は柑橘の高い生産性を実現しています。
この地域は、2019年2月には「愛媛・南予の柑橘農業システム」として日本農業遺産に認定されました。現在は、世界農業遺産への認定を目指し、南予の景観が持つ魅力をさらに深く掘り下げ、後世に残すべき遺産として守り育てていく取り組みを産官学の共同のもと展開しているところです。
今回のまちなか大学では、南予沿岸に広く見られる石垣に焦点を当て、その保全と継承の重要性について考えます。具体的には、石垣の歴史的価値、生物多様性保全の役割、そして修繕技術の伝承という観点から、3人の登壇者による講演とディスカッションを行います。

【登壇者】
宮本春樹 愛媛大学南予水産研究センター(客員研究員)
亀井彩香 西予市地域おこし協力隊(隊員)
徳岡良則 愛媛大学社会共創学部(兼)地域共創研究センター、(兼)地域協働センター南予 (助教)

【日時】
2025年8月19日(火)18:00~20:00

【場所】
愛媛大学E.U. Regional Commons(ひめテラス)

【開催方法】
対面40名(先着順)/WEB同時配信(ZOOM)

【参加費】
無料

【主催】
愛媛大学地域協働推進機構・地域共創研究センター

【後援】
愛媛大学社会共創学部、愛媛県、愛媛県南予地域農業遺産推進協議会

【申し込み方法】
こちらよりお申込みください。(2025年8月18日〆切)

【問い合わせ先】
E-mail:rcrc_cri@stu.ehime-u.ac.jp(地域共創研究センター)
Tel:089-927-8145(地域協働支援部地域協働課)